フランスの代表的な獣猟犬で、その歴史は比較的新しく、100年あまり前にブラッド・ハウンドとアルトワ・バセットの交配により作出されたとされている。フランスやベルギーの貴族たちの間で、ずっと愛し続けられ、小鹿やノウサギ狩りに使われてきたという歴史をもつ。体高が低いので、密生した藪のなかに獲物が逃げ込んでも、狩猟犬としての真価を発揮した。アメリカなどでは特異な体形や風格などから、ドッグショー用の犬として人気犬種となっている。現在でも猟犬として働いているものもいるが、家庭犬としても盛んに飼育されている。
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